実際に排煙窓が避難を助けた事例

排煙窓が実際に避難を助けた事例

排煙窓は、万が一の火災時に建物内の煙を外へ排出し、
避難を助けるための重要な設備です。

実際に、排煙窓が避難や消火活動に大きく役立った事例があります。

2013年 宝塚市役所で発生した火災

2013年7月12日、兵庫県宝塚市役所で放火による大規模な火災が発生しました。

火災によって庁舎内には大量の黒煙が発生しましたが、
職員は初期消火や避難誘導とあわせて、
火災発生直後に排煙窓を速やかに開放しました。

宝塚市の火災検証報告では、この排煙窓の開放によって、
煙による一酸化炭素中毒などの死傷者が出ず、
黒煙が充満することを抑えて視界を確保できたことで、
屋外への避難につながったと評価されています。

また、排煙によって消防隊員が火災現場の状況を確認しやすくなり、
早期の鎮火にもつながったとされています。

「窓があること」ではなく「正常に開くこと」が重要

この事例から分かるのは、
排煙窓は単に建物に設置されていればよいというものではない、ということです。

火災が発生したその瞬間に正常に開き、
煙を外へ排出できて初めて、本来の役割を果たします。

排煙窓は普段ほとんど操作しないため、
長期間使用していない間に、

  • ワイヤーが切れている
  • 排煙オペレーターが故障している
  • 窓や金物が固着している
  • ハンドルを操作しても窓が開かない
  • 開いた窓が正常に閉まらない

といった不具合が発生している場合があります。

宝塚市役所の事例でも、
排煙窓が正常に使用できたことが避難や消防活動を助けました。

排煙窓は「普段使わない設備」ではなく、
「いざという時に必ず動かなければならない設備」です。

排煙窓の点検・修理はウィンテックへ

有限会社ウィンテックでは、
排煙窓・換気窓の点検、修理、部品交換などに対応しています。

「排煙窓のボタンを押しても開かない」
「ワイヤーが切れている」
「排煙オペレーターが古くなっている」
「長年動かしていないので一度確認してほしい」

といった場合もお気軽にご相談ください。

火災などの非常時に正常に作動するよう、
定期的な作動確認と、不具合が見つかった場合の早めの修理をおすすめします。

参考:宝塚市「市庁舎火災事案検証委員会 中間報告書」

Follow me!